カテゴリー「事件!?」の記事

2008年2月 5日 (火)

激動の10日間。



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1月末に、昔お世話になった方の
告別式に出席しました。


グリースより以前に勤めていた
ライブハウスのシェフが

事故で亡くなられたんです。

まだ44歳の若さでした。

あまりにも突然のお別れ。

最初に電話で知らせを聞いたときは
すぐに信じられず

まるで夢を見ているみたい


ていうか


自分が自分じゃなくなったみたいな感じでした。



そしてそのフワフワした感覚は数日間続き、
いよいよ告別式当日。

受付を済ませ会場に入ると、

いきなり祭壇に置かれた彼の遺影が
目に飛び込んできて

そこでハッと目が覚めてすべてが
現実になりました。

涙が次から次へとあふれてくる。

こんなに悲しい涙は何年ぶりだろう。

最近うれし泣きすることはあっても
悲しくて泣くことはなかった。

涙の種類があまりにも違いすぎる。

そして初めて気づいた。

『もう2度と会えない・・・』


そう思った瞬間に、無性に会いたくなって、
しゃべりたい事がどんどん浮かんでくる。




どんどんどんどん浮かんでくる。

どんどんどんどん・・・




叶わないとわかってるのに。

そしてとうとう最後のお別れ。

棺にたくさんのお花と一緒に横たわっている彼は
まるで眠っているようでした。

そんな彼に、
言いたいことはたくさんあったのに

結局言えたのは
「ありがとう」の一言だけでした。

それがすべて。

彼と一緒に働いた期間はたった1年と
短い時間だったけど、

本当にたくさんのことを教えてもらった。

最初はロン毛の茶髪で日焼けしてて
どっからどう見てもサーファー。

すごくチャラチャラしたイメージ。



だけど料理や仕事に対する考え方は
真剣そのもので。


ホールと厨房の連携プレーの大切さを
よく語り合ったっけ。



そしてとにかく何を食べても美味しかった。


特に1切れ500円もする名物のカツサンド。


初めて食べさせてもらったときの感動は
今でも忘れられない。



そしてまかないのカレーは今でも
私の中のベスト1。


いっつもお持ち帰りしてたなあ。

それから緊張してうまく歌えない私に


「のりえ、かたすぎやぞー!もっとリラックスしーやー。」
っていっぱい励ましてくれた。

まるでお兄ちゃんみたいに。

本当にあたたかい優しい人だった。


何回も助けてもらいました。




ずーっと忘れません。


本当に本当にありがとうございました。


心からご冥福をお祈りします。

天国でも美味しいカツサンドいっぱい作ってネ。






さあ、そしていつまでも悲しんでばかりは
いられません。



この10日間本当にいろんな事があって

いろんな出会いと別れ、再会によって

私の人生も新しい方向に動き始めました。





おかげでやーーーーっと、

ブログを書く気にもなれたし、

報告したいこともたくさんあります。



それはまたおいおいと・・・




とにかく今は、

明日が来ることに心から感謝。





そして


お世話になった彼の分も

応援してくれるまわりの方のためにも

何より自分自身のためにも




上を向いて歩こう。

涙がこぼれないように。

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2007年8月21日 (火)

究極の結末。

さて、昨日の『火災発生事件の』のつづきです。


まだ読んでいない方は、お手数ですが
8月20日(月)の「究極の選択」からお読みくださいませ★

では、お待たせしました。

その後のお話です・・・





大音量で流れ続ける「避難してください」の警報。
「休止中」の表示で動かなくなったエレベーター。
携帯電話1つ握りしめて悩むノリリンちゃん。

今すぐすべてを捨ててマンションの10階から
非常階段を駆け降りて避難するのか。



それとも、



もう1度部屋に戻って
財布や貴重品をかばんにつめ込み、
ちゃんとした服に着替えてから逃げるのか。

一生を左右する究極の選択を迫られた
夢見るノリリンちゃん!!




さあ、どうするっ!?

(うっ、決めれない。)

あのね・・・


結局どっちも選べない。


本当に決めれない。




「てりやきマックバーガー」か
「フィレオフィッシュ」だったら、
1秒ですぐに「てりやき」って決めれるのに。

こんな大事なことが決めれない。

こういう時、
みんなだったらどう判断するんだろう??




もちろん命より大事なものなんてないハズ。



なのに、



(わからない。)
(わからない。)
(わからない。)




気が動転してるのか冷静な判断ができない。


頭が動かない。

思わずエレベーターの前で固まってしまった。




時間にして多分10秒ぐらい。

でも、そのときは1時間ぐらいに感じられた。




心臓がバクバクして、
だんだん血の気がひいていく感じ。

まるで金縛りにでもあったみたいに
身体が動かない。

思わず炎に包まれる自分の姿を想像して
ゾクゾクってなった。

(もしかしたら死ぬかもしれない・・・。)




恐怖心がこみ上げてきて、
生まれて初めて自分の『死』というものを意識した。










と、その瞬間ー

『ガチャッ』




向かいの部屋のドアが開いた。

中から小さな手さげカバンを持ったメガネの女性。




(あ、この人も逃げるのかな。)




なんだか仲間ができたみたいで、少しだけホッとした。



そして彼女は、

エレベーター前のノリリンちゃんに向かってこう言った。






『あの、すいません。

間違えて火災報知機のボタン押してしまったんです。

とりあえず、管理人さんに報告してきますね。』









なんだそれ。

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2007年8月20日 (月)

究極の選択。

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『ピンポンピンポン。火事です。火事です。』



やっと深い眠りに落ちたと思った
おととい午後3時ごろ。


それは突然始まった・・・



今まで聞いた事のないアナウンサーっぽい男性の声が、
大爆音で『火事です。』を連呼している。

(え、マジで!?)



とりあえず、一旦玄関のドアを開けてみる。




シーン。

誰もいない。



(え、ドッキリ!?)

部屋に戻ってみる。



アナウンサーはまだ『火事です。』を連呼していて、
よく聞くと『10階で火災が発生しました。』と言っている。

(え、10階ってここやん!?)

・・・。



寝起きで焦るノリリン。



とにかく逃げることを決意。



とっさに携帯電話だけをにぎりしめて、
部屋を飛び出した!!

しかし玄関を出てエレベーター前に立った瞬間、
目を疑う表示。

『休止中』

(え、休止中!? マ、マジでーーーっ!!)




ここでノリリン、ついに大パニック。



(てことは、非常階段降りるしかない。
でも、いったん降り始めたら2度ともどれへん。

てことは、部屋に置いてるものとは
全部もうここでお別れなの??

あ、ていうか財布とか貴重品とか
いっさい持って来てないし。

しかも、ヨレヨレのTシャツに短パンにサンダルて、
こんなカッコであたし大丈夫なん??

で、でも、ここで部屋に戻った瞬間に
大爆発とか起こって死んだら、一生後悔するはず。

だいたいこういう時は何も考えずに
逃げるべきやねん。

絶対そのハズ。
絶対そのハズ。

あ、でもやっぱり財布ぐらいは取りに行った方が
いいんちゃうの???

あ、でもそんなこと悩んでる時間がもったいない。

とりあえず早く非常階段降りるのよ、ノリエ!!

でもいったん降りたら戻れない。

戻るべきか降りるべきか。
戻るべきか降りるべきか。
戻る。
降りる。
もどる。
おりる。
もりる。
おどる。
もりる。
おどる。

あーもうわからん。
どうしよ、どうしよ、どうしよ。

マジどうしよ。

マジどうしよおおおおおおおおおおーっ!!)



究極の選択。

さあ、どうするノリリン!?

つづく・・・(笑)

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